肺がんCT検査の最前線-Fast kVp switching方式Dual Energy GSIを使用した臨床応用例を中心に/GEヘルスケア・ジャパン株式会社

映像情報メディカル編集部

500円(税込)

産業開発機構株式会社

肺がん検出を目的とした胸部CTの役割は非常に大きい。日本肺癌学会の肺癌診療ガイドラインによれば、通常の胸部CTに加えて肺結節の良悪性鑑別に有用な情報を得るための高分解能CT(HRCT)を行うように勧められており、術前検査も加えて非常に多くの撮影が行われている。近年は従来の撮影に加えて、肺がん検診目的の低線量スクリーニングや手術支援用のナビゲーション目的といった検査も増えており、CT装置の進歩とともにその重要度が増している。本稿では、高精度なDual Energy撮影であるGS(I Gemstone Spectral Imaging)を用いた新しい肺がん病変のCT撮影について紹介する。