非接触3次元測定機による自動車の車体測定とインライン化/高橋祐輝[全4頁]

映像情報インダストリアル編集部

380円(税込)

産業開発機構株式会社

自動車の車体測定(ホワイトボディ/ Body In White)は、長年使われてきた接触式のホリゾンタルアーム(CMM)からラインレーザーやステレオカメラなどを用いる非接触測定へとシフトしてきている。これは、接触式では把握できなかった面形状全体の評価が行え、これまでビジュアル化できなかった不具合の原因を知ることができることと、測定時間の短縮が実現できるためである。さらに、これまで1日1台の測定だったものが1日複数台の測定ができ、生産ラインから下ろすことなく測定できるためインラインでの測定が推進されてきている。本稿では、インラインでの非接触測定の取り組みを紹介する。