(香りで美と健康シリーズ 6)抗疲労と香り

福田早苗、渡邉映理 著

2,750円(税込)

フレグランスジャーナル社の単行本

内容説明
気鋭の女性科学者が、
疲労の科学的メカニズムの解明と香りの効用を解説!

「香り」によって疲労をやわらげたり、リフレッシュしたり...。人は誰でも、街や建物、自然環境などあちこちで様々な香りに出会い、癒やされたり、逆に不快になったり、また郷愁に誘われたりしたことがあると思います。このように、香りがきっかけで引き出された心や体の状態は、いったい健康にどのような影響を与えるのでしょうか?一方、現代では心の健康への関心が、非常に高まっています。ストレスとは何か、疲れとは何か?
本書は2人の科学者が、世界の最先端の研究を交えながら「抗疲労と香り」について書き下ろしたものです。前半(第1~4章)では、「疲労」について、言葉の意味と科学的メカニズムの両面から解説し、「疲労」の科学的な測定方法について紹介し、香りの疲労回復効果に関する研究について述べています。後半(第5~8章)では、「疲労」回復に効果があると考えられる植物の香りを紹介し、どのような香りを使用すると、心と身体に効果的であるかについて触れています。さらに応用編として、「疲労」が原因で起こる疾病を、香りを用いて緩和する方法「アロマセラピー」についても注目しています。