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一般に、歯科治療は痛い、怖いというイメージが定着しています。その対極にあるのがアロマセラピーです。 著者は、歯科治療でエッセンシャルオイルやハーブ類の香りを医療現場で用い、癒し効果を上げています。 本書では、歯科治療に用いられてきた芳香植物26種にテーマを絞り、様々なエピソードや効用をオムニバス風短編集として詳述。主な精油として、クローブ、ラベンダー、フランキンセンス、ローズ、カユプテ、サンダラック、ユーカリ、カンフル…など。特に、歯と香りに関わる歴史上の著名人として、仏陀をはじめムハンマド、聖徳太子、コロンブス、ルーベンス、バンホーテン、玄奘三蔵、千利休などその逸話を紹介しています。本書は、歯科治療における香りの効用と役割について、医療の現場からの報告であり、読む人に目から鱗の再発見をもたらすでしょう。