アロマテラピストのための最近の精油科学ガイダンス

三上 杏平著

3,300円(税込)

フレグランスジャーナル社の単行本

精油科学の進歩発展に伴い、香りの研究開発や機能性研究は年々複雑多岐に進化を遂げています。とくに、アロマテラピー分野で用いられる精油は、医薬分野との接点が多いことから、科学的根拠(エビデンス)が求められています。   本書は、香料業界から転身しアロマテラピーに関わる精油の研究者として研鑽を積んできた著者が、(1)日本アロマ環境協会会誌に10年にわたり連載してきたコラムに加筆訂正を加えたもの、(2)全国アロマテラピースクールにおいて最近話題の精油を取り上げた講義録に修正を加えたもの、などがベースとなっています。長年、香り研究に携わってきた著者ならではのアロマテラピー業界に対する建設的な批判や提言が示されています。また、07年話題になった精油と内分泌撹乱ホルモン等をいち早く紹介し、著名なアロマテラピストの反論も紹介しています。本書は、アロマテラピストとして具備すべき知識をテーマごとに学ぶことができます。アロマテラピストのスキルアップの一助としておすすめいたします。