地理 2013年1月号

古今書院地理編集部

1,257円(税込)

古今書院

特集:日本の経済地理学50年◆高度経済成長の真っ只中で経済地理学研究者は何を考え、何を目指していたのか。3人の著名な研究者(石井素介・明治大学名誉教授、上野登・宮崎大学名誉教授、竹内篤彦・日本工業大学名誉教授)の研究遍歴をたどります。

【目次】
★特集:日本の経済地理学50年
日本の経済地理学50年(阿部和俊)
私の経済地理学「境界領域」研究遍歴をふり返る(石井素介)
地理学の社会的課題を求めて(上野 登)
「経世済民」の地理学をめざして(竹内淳彦)

★寄稿
福島県産農産物における風評被害
 -卸売市場と小売業者の動向(関根良平・日高良友・多田忠義)

★連載最終回
緑の国・アイルランドを巡る3
 北アイルランド,そしてダブリンへ(小池とみ子)

★連載
ジオパークを歩く19
 男鹿半島・大潟ジオパーク(栗山知士)
観光地の自然学17
 きのこ岩・塔のへつり・厳美渓・猊鼻渓(小泉武栄)
シリーズ まちづくり・地域づくり20
 集散市場としての機能を活かした地域づくり-フィリピン・バギオ市(貝沼恵美)
楽しく地図を描く旅 たまにリターンズ10
 しめ縄マップ 東海・関東編(はやしきよみ)
災害に立ち向かう地理教育7
 三八豪雪とその影響(山脇正資)
地中海都市カリアリから考える「普通」の町の再生10
 内と外を繋ぐ空間-テラスとショーウィンドウ(上)(竹中克行)
変わる国土49
 酒田港と酒田市街-山形県酒田市(赤桐毅一)