新版 手作りロケット入門

日本モデルロケット協会(編集)

1,980円(税込)

誠文堂新光社

モデルロケットの入門書

本書で取り扱う手作りロケットは、火薬を使う本格的なロケット「モデルロケット」です。
火薬というと危険ではないかと心配するかもしれませんが、火薬はカートリッジにおさめられ、たいへん安全な設計になっています。
なによりも、打ち上げのためのルールがしっかりと決められていて、打ち上げのためのライセンスが設計されています。
入門機でも迫力のある打ち上げが体験できますが、上級者になると音速を超えるロケットや、上空数キロメートルまで打ちあがるロケットを製作することができます。

本書は、その入り口ともいえるやや専門的な入門書で、2003年3月に出版した『手作りロケット入門』のルールの変更部分などを改定して、新版として発行します。
前著との大きな違いは、モデルロケットを設計するために開発されたRock Simの解説を行っているところです。
モデルロケットの開発には欠かせないツールとして、現在、多くの愛好家に使用されていますが、記述がすべて英語であり、日本語の解説がもとめられてきました。
本書は、冒頭のカラーを増ページし、ソフトの使い方をわかりやすく解説しています。

■目次
第1章 まずはロケットのことを知ろう
第2章 ロケットを打ち上げるルール
第3章 自分でロケットを設計する(理論編)
第4章 ロケットの設計(実践編)
第5章 製作したロケットを打ち上げよう
第6章 事故の紹介 失敗に学ぶ