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「cakes」の大人気連載「ブス図鑑」が待望の書籍化!!
「ブス」は個性なのか? 個性的な顔が「ブス」なのか?
そんな言われて嬉しくない言葉に正面から向き合い、毒を以って毒を制す華麗なる「ブス使い」、それが「ブスに厳しいブス」ことカレー沢薫。
漫画のみならず、鋭い切り口でコラムも大人気のカレー沢薫による渾身のブスコラムをここに解き放つ!!
分け入っても分け入ってもブスの山。
ブスを見つめる先には見えるものは何か?
<目次>
「美人は3日で飽きるがブスは3日で慣れる」はブスが考えた言葉
諦めていないブスにとって、4月はまたとないビッグチャンス
ブスはブスであること以外、何も続かない
「ブスだけどモテる」と言われている女は5億%ブスではない
ワーキングブスの顔には「女の武器無使用」と書いてある
ウィキペディアにも載ってない「選ばれしドブス様」にふさわしい女子力
ブスは恋をすることにより、余計「動かざること山の如し」と化す(面構えも武田信玄)
イケてないブスにとってクラスの男子は近くにあって最も遠い存在。まだ二次元の方が近い
すっぴんで口ひげが生えている女は春の到来を告げるブス
「職業=ブス」は「職業=SASUKE」ぐらいカッコいい
遊びでブスをやっている女はいない。100%真面目にブスなのだ
セックスに全く縁のなかったブスが一気にヤリマン、ヤリブスになってしまうことも珍しくはない
ブスにはブスの戦いがあり、脳内でマウンティングする
傘をささない女=「努力できないブス率」が、かなり高い
ブスが「宝塚歌劇団 ブスの25箇条」を読んでみた
「男受け重視」の女は古く言えば「ぶりっ子」、新しく言えば「賢いヤリマン」
デブが道に転がっていてもぽっちゃり好きが拾ってくれることはない
ブスの上に面倒くさがり、そして見た目に気を遣う女をバカにする「ブスの三冠王」
ブスハラは「我こそブスである」という説明から始めなければいけない
量産型ブスは『小悪魔DOBUSU』を参考にしているわけではない
腹にダイナマイトだけ巻いて突っ込んでくるブスに勝てると思ったら大間違いだ
珍妙な格好の個性派ブスは、服の方がドブス様の顔の個性に負けている
ブスの勝負化粧は「やりすぎ」。塗れば塗るほど、盛れば盛るほどに顔面をじゃれ殺す
「女のカワイイ」は突発的感情発露などではなく、そこには千の打算が潜んでいる
ブスの頭に載っているのは「クソ」という名の王冠だ
ボタニカルブスは「パッとしない自分を変えたい女のために作られた新スタイル」
何を求めるかは人それぞれ、大半は意味とか考えずにやっているだろう(セックス特集・その1)
「最近の男ってマジ草食系~」と言ってる女は、ほぼブス(セックス特集・その2)
「セックスってアレコレ考えながらやるもんだっけ?」と逆に気が散る(セックス特集・最終回)
「自称サバサバブス」は、男たちに気を使われていることに気づいていない
無頓着ブスは日光と戦わぬ非暴力服従主義、殴られるがままのガンジー
故郷の村は焼いたブスもいるかもしれないが、大体、親がいて故郷がある
パンクロックとブスは親和性が高く、見た目的にもマッドがマックス
デブは人に夢と希望を与え、身も引く奥ゆかしさを持った抱きたい言葉ナンバーワン
「金と労力をかけた結果ブス」という発射失敗ロケットみたいなブス
「あたし、あのドブスさんとパイプあるから」と言いたくてしょうがない、意識高い系ブス
「自撮りブスしぐさ」を極めて、そんじょそこらのブスどもに差をつける
ブスは続く、どこまでも