悶飯

天堂まひる

リイド社

悶飯〜姫美川ルイの悶絶妄想飯〜五食目
この話の主人公、仮にルイさんとしておきましょうか。この人が社長のお供で出かけた時の話なんですけどね、この出張というのが会社の専務さんが仕事をしくじりをしましてね、その尻拭いに社長と出かけたわけだ。なんとかこう、事をおさめて、社長は先方とお酒でも飲もうかって話になった。ルイさんは仕事があるので、先に帰ることになったんですね。で、駅前にきた。そう言えば食事もしてない。ふっ、と見ると蕎麦屋がある。この蕎麦屋ってのがね、結構古い。ボロい感じだったんですよ。でも食事もしたい。ルイさん、覚悟を決めて蕎麦屋に入った……(2016.08.11更新 次回2016.09.11更新予定)