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プロ写真家によるオーロラ写真集。
神秘的な別世界のを63枚収録。
■オーロラとは?
オーロラという名前は、ローマ神話に出てくる“暁の女神”アウロラに由来します。
中世ヨーロッパでは、オーロラの一部が赤く見えるため、空が血を流していると連想して、災害や戦争など神の怒りであるとも言われていました。中国でも、赤い龍だといわれ、不吉な前触れであるとされたといいます。
一方、北欧神話ではワルキューレたちの甲冑の輝きだといわれ、現世と死者の世界とつなぐ架け橋だとみなされてきました。
18世紀以降、ハレーの研究などによって、太陽によって電気を帯びた粒子が大気中の酸素や水素とぶつかり合って発する現象だということが解明されています。
■著者略歴
田中達也(たなか・たつや)
1956年、愛知県生まれ。医療ソーシャルワーカーを経て自然写真家として独立。身近な自然から風景・オーロラと幅広いジャンルを手がけ、繊細で力強い作風を特徴とする。オーロラと風景を組み合わせた一連の作品は海外からも高く評価されている。日本写真家協会・日本自然科学写真協会。
著書・共著に『星の絶景を撮る』『星・月・夜空の撮影術』(玄光社)、『絶景写真術』(インプレス)、『花の写真表現術』(モーターマガジン社)など多数。