富士山百景

山下茂樹

350円(税込)

Panda Publishing

4年間で1000日の撮影を行なった写真家による富士山の写真集。
末広がりに伸びていて、どこか幻想的で美しい姿を100枚収録。

■著者略歴
山下茂樹(やました・しげき)
1947年、三重県四日市市生まれ。大学卒業後、サラリーマン生活を経て、1987年にオフハウスデザインを設立。年間200日以上、重点的に風景写真を撮り続け、富士山撮影では、キャンピングカーで自炊しながら、1000日間取材。2000年に有限会社 オフハウスデザイン写真企画室、2002年には風景写真研究会「フォト十彩」設立。
現在、富士山を中心に、風景写真家として活動中。日本郵便の年賀状や企業カレンダーなど、多数の媒体に採用歴を持つ。
社団法人 日本写真協会(PSJ)会員、社団法人 日本写真作家協会(JPS)会員。
出版した写真集に、『北海道 大地風彩』『富士山 変幻富士』『奈良大和路』『パノラマ富士山』(ピエブックス)、『富士山』(青菁社)、『富士山の四季』(講談社インターナショナル)、『富士山日記』『城』(求龍堂)、『四季の富士山 撮影テクニック』(日本カメラ社)など多数。

​■富士山とは?
標高3776メートルの、日本最高峰の山です。
2300万年前~500万年も昔に海底火山が噴火してできたと言われています。それ以降、4回の大噴火を繰り返し、今日の形となりました。
標高約2500m付近(五合目)より上空は極度な低温と火山砂礫に覆われているため、生物には大変過酷な環境で森林も育ちません。
富士山の大きな特徴である風穴は、溶岩の表面が固まった後に、内部の溶岩が流出してしたために形成されたと言われます。
2013年に「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で世界遺産に登録されました。