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うだりお
150円(税込)
大学四年生のボビーは、仲間とアマチュアバンドを組んで音作りに励んでいた。 学業よりも楽しいことを優先させ、毎日を気楽に暮らしていたボビーは、女に振られたことを機に引っ越しをすることに。ところがやってきたアパートでは、入居したその夜に、壁が音を立てて鳴り響き、部屋が揺れ始め……。 現代の日本社会が醸し出す《他人に不寛容》という雰囲気。その中で自分はどう生きるべきか、若者の視点で《赦すということ》を描いた短編小説第一弾。