「黒子のバスケ」脅迫事件

篠田博之・渡邊博史

300円(税込)

(有)創出版

約1年間にわたって人気マンガ「黒子のバスケ」の作者や関連イベントなどへ脅迫状が送りつけられた事件は2013年10月以降、コンビニに毒入り菓子が置かれるなど規模を拡大し、警察による捜査の末、12月に渡辺博史容疑者が逮捕された。容疑者は10月半ばから『創』編集部に他のマスコミには送らなかった独自の犯行声明を送るなどしてきたが、それを『創』は12月号から詳しく報じていった。12月の逮捕直後にも容疑者に接見して本人の「これは格差犯罪だ」という声を逸早く報道、その後も渡辺被告の第一回公判の意見陳述を全文公開したり、獄中手記を独占掲載している。この一連の「黒子のバスケ」脅迫事件をめぐる『創』記事を一括して読みたい人のために、電子書籍にまとめたのが本書である。